第18回 シマノ ジャパンカップ 投(キス)釣り選手権全国大会
Text by Jelly
ジェリーこと私にとってのワールドカップ、「シマノJAPAN CUP決勝」がいよいよ2002年6月29・30日に迫ってきました。今回はセミファイナル制が施行される前の最後の大会となります。しかしトーナメントの進め方は来年度から行われる、より絞られた形での全国選手権を睨んだ新しいスタイルのものとなっています。ルールはまた後で詳しく説明しますが、より偶然性の少ない厳しい戦いが強いられるものとなっています。ではまずここにたどり着くまでの道のりを若手クラブ員の皆さんの為に簡単にご説明しましょう。
地区大会を勝ち抜くには・・・
投げの場合ですが、まずは東北から九州まで全国10ブロックで全国大会の予選として地区大会が行われます。各地区大会には出場枠の人数制限があり、それを大きくオーバーする場合は抽選で落選する場合があります。しかしこれは駐車場スペースが大きく関係しており、聞いた話によると今年抽選で落選者がでたのは関東大会だけだそうです。
各地区大会での戦いは1回戦を勝ち抜いた20人が決勝戦に進み、参加人数に応じて決められた枠の全国大会出場権を賭けて戦います。ちなみに昨年私が権利を得た「東海大会B」では参加人数200人全国枠3人でした。
ほぼ、どの地区大会も例年同じような時期に開催されますので、1回戦突破のための重量数、決勝を勝ち抜くための重量数に大きな誤差はあまり生じません(天候等により多少の違いは出ますが)よって、近年のトーナメント記録を参照することで、どういう風な戦い方をめざすかがおのずと決まります。今後新しく参加される方は投げ関東部門のジェリー、国にご相談いただければこれまでの傾向をお教えいたします。ではこの後夢の全国選手権の2002年度の要綱に着いて説明いたしましょう!
事前に届くもの・・・
全国選手権は最近は鳥取県の弓ガ浜で行われています。旅費、宿泊費、食費はすべてシマノ持ちです。まず大会の2ヶ月ほどまえに申し込み用紙が送付され、それに宿泊の希望、おおざっぱな行程の予定(旅費は領収書を添付して大会後所定の用紙で返送、後日銀行振込となります)送迎用の車の必要不必要、そして全国大会への抱負の言葉などを書き込みシマノの大阪本社へ返送します。その1ヶ月後くらいに簡単な要綱、宿泊ホテル等を記した要綱が届きます。そして今年は6月8日今年度の試合形式等を詳しく書き記した実施要綱が届きました。
第18回シマノジャパンカップ実施要綱
今回から来年から始まるセミファイナル制を経ての全国選手権を睨んだ新ルールでの戦いとなりました。それにより昨年までとは若干スケジュール等も変わっています。これからは日付を追って説明しましょう。
6月29日(土)
午前8時から選手と報道関係者の受付が始まります。メディアは全国の釣り雑誌、TV局はシマノ提供の「釣りロマンを求めて」を放送しているテレビ東京です。(決勝戦の模様は当番組でニュース的に紹介されます)受付後競技エリアの抽選を行い、9時から12時まで1回戦開始です。
さて、今年は1回戦からルールが変わりました。昨年までは1回戦、2回戦と勝ち抜きトーナメント方式でしたが今回からはリーグ戦的ポイント制となりました。やり方はシード選手(前年の大会で上位4人、シード獲得戦で権利をとった2名)招待選手、全国勝ち抜き選手、計40名を10人づつ4ブロックに分け、3時間づつ2回試合を行い、ポイント上位11人が次の2回戦ラウンドに行くというものです。このポイントというのがこれまでと異なるもので、要はエリアによる場所の良さからくる優劣のハンディを取り除く試みだと思われます。わずか1匹しか釣れなくてもエリア全体で3匹しか釣れていなければその1匹は大きな価値があります。同じ意味でエリアで100匹釣れていれば10匹釣っても先の1匹に価値は劣ります。
今回のルールは!
?同エリア10人の総合計重量を測り、各選手の釣ったキスのグラム数が何パーセント占めるかを計算する。
?パーセントが多い順にポイントを上位から10,9,8と与える。
?この戦いを3時間×2回やって総ポイントの多い人11人を次の2回戦に進める。
しかしこれは至極過酷なルールです。ほぼ実力の高い優勝候補以外は順当に行けばほぼ負けてしまうでしょう。というのも4エリアの上位2名はほぼ上に行けるでしょうから残りは枠3つ。これを32人で争うことになります。エリア上位2位に入らないとほぼ難しい状況です。エリア2位に入るためには2回の戦いのうち1回でも3位以下をとると致命的失点となります。堅い戦いをしなければ勝ち進めません。ある意味これは良好ポイントによるマグレ勝ち上がりを阻止し、実力者が順当に勝っていきやすいシステムです。そう、まるでワールドカップの1次リーグの様に常に勝ち点を稼がなければならない戦いが待っています。
このような過酷な1回戦第1試合が9時から12時、検量、昼食、移動後午後2時から5時まで1回戦第2試合が行われます。この昼の一時の休みに体力を回復し、集中力を上げるためだけに私はレンタカーを借りようと思っています。涼しい場所でしばし体を休め、人の群れから離れなければ時間に流されてしまうような気がするからです。
そしてホテルに戻り1時間後午後7時から9時まで懇親会です。実は私は内弁慶で(笑)仕事以外では人とあまりうまく話せません。いつもは社交的な国に救われているのですが・・・仕事と思い頑張ろうと思います。(・・って何を?)
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